Work

道下組の仕事

左官&タイルを一貫して施工
自社職人にて多能工体制を実現

大規模な施設や店舗の工事から、一般住宅まで左官工事に関することならお任せください。
左官ほか、専属職人によるタイル工事も承っております。
左官工事とタイル工事が混在する現場の場合では、その両方に高度な技術を持つ職人のいる道下組ならば、一貫して施工する事で工期短縮と工期の効率化が可能です。

なかでも道下組では、デザインに趣向を凝らした店舗における“提案型の特殊工事”を得意としています。
お客様の想いやニーズをカタチにする、唯一無二の空間を完成いたします。
小さなご相談でもお気軽にどうぞ。
お問合せフォームかお電話にてお受けいたします。

左官工事

道下組では、仕上げ作業など一般的な左官工事はもちろん、国内でも珍しい最新素材や、様々な海外輸入素材、オリジナル左官素材を駆使した、特殊左官工事も行っています。
お客様や設計士様の想いやニーズに合わせて素材にさまざまな混ぜ物を入れ、仕上げ方に工夫を凝らすことで多種多様な美しい壁や床をつくり上げる。
お客様の空間に対する、アツい想いに対応する幅広い技術力が道下組の強みです。

タイル工事

左官工事と親和性の高い、タイル工事も道下組にお任せください。商業施設をはじめとした大型店舗から住宅の外壁や玄関のタイル工事まで、腕利きタイル張り職人が広範囲で対応いたします。
左官工事とタイル工事が混在する現場の場合、その両方に確かな技術を持つ道下組であれば、一貫して施工することで期間短縮と効率の良い施工の段取り、低コスト化が可能です。
お客様の空間に対する、アツい想いに対応する幅広い技術力が道下組の強みです。

壁と仕上げ

壁の仕上げ材には、紙・ビニール・織物といったクロス、塗り壁、木、タイル・石などがあります。
施工の工法では、クロスや木を接着剤などで仕上げるのが「乾式」、塗り壁などの「湿式」と分類されます。
施工の容易さや安さが受け入れられ、乾式で仕上げられている家がほとんどです。
最近では、健康や環境への配慮、ナチュラル仕様のインテリアに人気があり、自然素材を用いた湿式工法、塗り壁にも注目が集まっています。
伝統的な左官工法である塗り壁の種類は、さまざまな仕上げや施工方法があります。
日本の気候や風土に適応しており、調湿性・断熱性・防火性・防音性に優れているのが特徴です。

漆喰

漆喰壁は、消石灰に砂と糊などを混ぜて土壁の上に塗るもので、滑らかな表面の塗壁仕上げ。
耐久性、調湿性、断熱性、防火性などに優れています。
真っ白なイメージの強い漆喰ですが、漆喰に顔料などを混ぜた色のついた漆喰も存在します。
また、材料にわらすさを混ぜたものや、鏝(こて)でわざと表面に荒さを残すような仕上げ方法もあり、漆喰仕上げといってもいろんな表情を作ることが可能です。

土壁

土もの、土壁とは、土を使用してつくられる左官仕上げの壁の総称。
京都では多くの色土が産出するので「京壁」とも言われ、上塗りの土によって、「聚楽壁(じゅらくかべ)」「大津壁」などの種類があり、数奇屋建築や茶室などでみられます。
「聚楽壁」は、もともと京都付近に産出する土を用いた仕上げのことでしたが、現在では土の産地に関係なく、同じような仕上げ方法をまとめて、きめの細かい砂壁状の仕上げの表面状態を指していることが多いようです。
「大津壁」は、石灰に色土とすさを混ぜたもの。漆喰に比べ黄変などが出にくいのが特徴。
大津磨き仕上げは光沢があり、最上級の仕上げと言われています。

珪藻土

海や湖などに生息していた単細胞の植物プランクトンの死骸が堆積した岩石から出来た土で、多孔質であることから、吸湿性、吸放質性、保温性、断熱性に優れる素材です。
地球環境に配慮したものとして人気の自然素材のひとつとなっており、仕上げパターンや色柄、施工性を高めたタイプなどさまざまな商品がみられます。
珪藻土そのものにはセメントのように固まる性質がないため、壁に固着させるために、糊などの合成樹脂などが使われます。
シックハウスなどを気にされる方は、固めるための合成樹脂に何が使われているかをチェックしましょう。

人造石研ぎ出し仕上げ

主にセメントと種石を混ぜ合わせたものを塗りつけ、硬化のタイミングをみて、砥石や研磨機、グラインダーで研ぎ出す工法です。研ぐことで水磨きのようなピカピカな石の肌を出しますが、ワックスなどを塗って更に光沢を出すこともあります。
工程が多く手間もコストもかかり、さらに施工できる職人さんが少ないため、最近では採用されることが少なくなりましたが、石のなかに種石が散らばっている天然の品格を備えた仕上げで、種石の選定によって重厚感や格のあるテクスチュアが得られる魅力があり最近、人気が復活してきている工法です。

吹付け左官

吹付工事とは、左官の工程を機械に置き換えたもので、左官材料を吹き付けること。圧縮空気で霧吹きのように左官材料を吹付けて施工します。機械を用いた施工ですから、作業がスピーディーで、大面積の工事に有効です。
材料の種類に応じた専用の吹付け器具を使用することで、砂壁状、京壁状、凹凸状、ゆず肌状、スタッコ状等の模様を描くことができます。
吹付け機は塗材を粒状または霧状にして塗着させるもので、材料自体に強い圧力をかけて飛散させるエアレス方式と、コンプレッサーで圧縮された空気によって材料を飛散させるエアースプレー方式とに大別されます。

版築

版築とは、壁や基礎を作りたい部分に両側から板などを囲う枠を作り、その中に土などを敷き詰めては強く突き固め、1層1層締め固めていく工法です。
堅固な土壁や建築の基礎部分を徐々に高く構築する歴史のある工法で、古くは中国の万里の長城、日本では土塀や古墳の墓室、大寺の基壇などに用いられました。
本来は土に石灰やニガリを混ぜて施工するのですが、現代版築においてはセメントを少量混ぜて強度を保つようにしています。